マイナスへマイナスへ転がっていた状況が変わりつつあります。
1)「後がない」のは私だけじゃない。
再々休職は規則上出来ても、私はしない。
そこまでして会社に居座るのは気が引けるし・・・。
だからその時はいさぎよく退職しよう。
でも、出来れば辞めたくない。
だから、ここで転ぶわけにはいかない!
そう思って過ごしてきました。
気分が沈んで会社をお休みしても2日まで。
それ以上休むと、出勤しずらくなるので3日目は必ず出社してきました。
そんな時、とある人に言われた言葉があります。
「後がないのは、みんな同じじゃない?」
ハッとしました。
休職することになるという事はそれだけ追い詰められた状態になるということ。
そんな状態誰だってなりたくないし、なってしまったら休職せずに辞めてしまうかもしれません。
そう思えば、後がないのは誰でも同じ。
私だけじゃないんですね。
2)自分が思うほど周りは期待していない。
早く、仕事の勘を取り戻さないと!!
早く、みなと同じ仕事量こなせるようにならないと!!
早く、一人前として認められたい!!
私だけのんびりしていられない!!
そう思って過ごしてきました。
「期待に応えないといけない」その思いから焦っていましたが、
よくよく考えると復帰して今日まで
「○○して欲しい」「○○出来ないと困る」といった
要望?期待? の言葉をかけられた事はありません。
休職期間中、体調が悪い時は本当にヒドかったです。
「死」を意識することもしばしば・・・。
その時に比べると今はとても安定しています。
だから、「もう私は大丈夫。何でもこなせる。いや、こなさないといけない。」と思うのです。
でも、会社の人から見れば長期間休職した病み上がりのヒト。
まずは毎日出社出来るようになるのが第一目標。
仕事に携わるのが第二目標。
あれを任せて、これを任せて・・・ なんて思っていないんです。
また休職することにならないように。それだけを考えてくれている気がします。
「期待されていない」と思うとチョット悲しくもありますが
だからと言ってあれをして、これをして、仕事をどんどん任されても
こなす自信がありません。また、調子が悪い時に何も言わずに休ませてもらえるのも
この時期だからこそなんだと思います。
今、私が会社にすべきこと。それは再休職しない事だと思います。
・・・そう考えるようになって、ずいぶんと気持ちにゆとりがでてきました。
以前、病気で半月入院したことがあります。
その間ベットに寝たきり。
たった半月。けれど、随分と筋肉が落ちてしまいました。
歩くのもよたよた。すぐに疲れてしまう。
その時先生に
「元の筋肉量に戻るのには入院していた期間と同じ時間がかかりますよ。」と
言われました。
筋肉に限らず。
仕事に慣れるのだって同じじゃないでしょうか。